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休園中のビオスの丘の様子②

ハイサイ!園内には毎年来てくれる夏鳥のアカショウビンとサンコウチョウの鳴き声が響いています(*´ω`*)

今回はビオスの丘の様子、第二弾になります。

皆さんは日本で一番大きいチョウって知っていますか?
そのチョウの名前は‟オオゴマダラ”。

色はシンプルな白黒模様ですが、ゆったりと飛ぶ姿が優雅で美しいチョウでもあります。

でもこのオオゴマダラ、沖縄の人や昆虫愛好家の方には結構知られていますが、蛹の色がとても不思議なんです。
成虫の姿は県内の観光地のパンフレットや看板にも描かれていることも多いので知名度がありますが、蛹は描かれない分、あまり知らないという方も多くいます。

でも、蛹に行く前に幼虫の方から紹介していきたいと思います。

この黒いイモ虫がオオゴマダラの幼虫になります。終齢幼虫になると6cm程にもなります。さすがは日本一ですね!
食草は主にホウライカガミなどのキョウチクトウ科の植物で、キョウチクトウ科の植物には毒があるためオオゴマダラにもこの毒が蓄積されており、鳥は食べることがほとんどありません。
稀に食べられてしまうこともありますが、不味くて吐き出し、以降は鳥もこのチョウは食べても美味しくないと覚え、食べなくなります。

さて、ここで問題です!
この真っ黒な幼虫が蛹になると何色になるでしょう!

①ピンク   ②ゴールド   ③シルバー

ヒント・周りに溶け込んでしまって見つけにくいことも!

では答えです!

正解はなんと、②ゴールドでした!

こんな派手な色ですが、とても理にかなった色なんです。
生で見てもキンキラ金なんですが、そのお陰で周りの色が映り込み木々や葉っぱに溶け込んでしまいます。また、この色は警告(警戒)色にもなっていて。自分は不味いよ!毒があるよ!と周囲の敵に知らせることでも身を守っています。

マダラチョウの仲間には金色意外に銀色や蛍光色の緑などもあります。

ちなみに、この蛹の色は本当は金色ではなく構造色と言って、光の反射(波長)によってあの色が見えています。また、本当の色は半透明だとも言われています。
【構造色の例;CDの裏側、シャボン玉、昆虫のタマムシなど】

園内でもよく幼虫と蛹の見られる、ガジュマルの木の周辺には10コもの蛹が着いていました(6/5現在)。

自宅でもホウライカガミを育てるとオオゴマダラが卵を産みに来てくれますので、夏休みの自由研究にもオススメですよ(#^.^#)

生き物好きのヤマウチ